登山女子のぽんこつ日記~はじめての登山やコース、装備など~

登山のこと、山道具のこと、いろいろ紹介します。

宝剣岳&木曽駒ヶ岳 7月 テント泊と岩場トレーニング

2017年7月8日(土)~7月9日(日)

木曽駒ヶ岳&宝剣岳 テント泊

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金曜深夜、菅の台バスセンターの駐車場。

暗い車内に明りが横切ると、ジャリジャリジャリと音がして、少しずつ車が増えてきているのがわかります。

6時に起床し、バス停に並びます。

カラフルな服装で、短パンにサポートタイツの人が多く、もう夏なんだなぁと感じます。

あれだけ早く夏山にも登りたいと思っていたのに、いよいよ夏山シーズンなんだなぁと思うと、ちょっぴり雪山が恋しくなるのは不思議です。

 

さて、今回の目的は夏シーズン初の頂上山荘のテン場での幕営。

それから夏の極秘山行に向けた岩稜歩きの慣らしです。

 

八丁坂の残雪状況

千畳敷。

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見上げるだけで、乗越の向こうを想像してニヤニヤしてしまいます。

アルブミン全開で八丁坂を登ると、乗越浄土では身体の熱気を風がさらう。

 

ほとんど食糧で20キロになってしまったザックが肩に食い込むと、太もものパンプの予感がします。これがまた嬉しい非日常。

 

木曽駒ヶ岳、いざゆかん!

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八丁坂は、先週の雨でかなり雪溶けが進んだようで、ほとんど夏道です。

先月から宝剣山荘の支配人さん、力持ちのお兄さんの怪力コンビでステップを切ってくださったり、雪かきをしてくださったおかげです。

感謝の気持ちで登らせてもらいます。

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所々にシナノキンバイやチングルマが可愛く風に揺られています。

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三ヶ所ほど残雪箇所を登ります。

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心配な方は軽アイゼンやチェーンスパイクがあると下山時は安心かもしれません。

それからパンツの裾が汚れるのが嫌な方はゲイターがあると良いと思いました。

 

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いや~、テン泊装備の重さがなかなかキツイ(汗)

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厳冬季の方が重たいし、直登でキツイと思ったのですが、岩の上を、一歩一歩足の置き場を探しながら登る方がキツく感じます。

足の短さと、ペースが乱されるからかな?

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乗越浄土。

 

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宝剣岳、伊那前、中岳に囲まれ、こんな高い標高なのに優しい景色なのは、宝剣山荘とそこに集まる人の温かみがあるからかな?

ぐーっとはるか空の上から見下ろすことができたら、大きな山にぽつんと佇む豆粒のような宝剣山荘。そこに蟻んこのように登山者が集まっているのはなんだか微笑ましく感じます。

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人間は自分が主役だと思っているけれど、本当は蟻んこみたいな小さい存在なんですね。そんな小さな存在が下界では大きな悩みがあったりしながらも、山では汗かいて登って、景色を眺めたり、それぞれ楽しんでいることを考えると、そんな素敵な環境を提供している宝剣山荘ってディズニーランドより凄いなって思います。

 

ここの景色は本当に好きです。

 

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宝剣山荘にご挨拶すると、バリバリと仕事中の支配人さんがいました。

テン泊の受付はもう頂上山荘とのこと。

お世話になります♪

 

さぁ、良いテントスペースを確保するため、ガンガン進みます。

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中岳f:id:chi-sk8:20170710103422j:plain

 

振り返ると大好きな景色が。

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岩の道をトントン下ると、

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第二の我が家、頂上山荘のテン場が見え手きました。

 

ハイマツ帯にも可愛いお花がたくさん。

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頂上山荘テント場

空が近くにあるような錯覚。その空に、ゴリッ、ゴリッと岩を踏む音が吸い込まれていきます。

受付を済ませると設営です。

 

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雪が無いって超楽チン!

ポールか地面に着いても凍る心配が無いし、素手で設営できます。

急いでテントに逃げ込んだり、身体やザックの雪をタワシで払う必要もありません。

ノーガードでそこに身を置いて・・・とにかく自由な感じ♪

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アタックザックに、カッパや無線、ツェルト、スリング、おしてお菓子を沢山を詰め込んだら、宝剣に向かいます。

あ、勿論ヘルメットはマストですね。

 

宝剣山荘のおすすめアイテム

その前に宝剣山荘でお目当てのソフトクリームをいただきます。

 

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山の上でソフトクリームが食べられるなんて♪

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それからもうひとつ。

宝剣山荘オリジナルタオル!

ばーん!

 

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今年から発売しているオリジナルタオルで、赤とネイビーがあります。

細めで長いので、首に巻いたり、ケガの応急処置に使ったり、何かと便利です。

私は赤をGET!

 

いつものお姉さんも今日は大忙しみたいで、気合いが入っています。

かっこいい♪

 

そんなこんなしていると、宝剣岳が渋滞になっています。

宝剣岳のアタックは明日に変更し、今日はテン場でゆっくり過ごすことにしました。

 

 

お昼ご飯

 お昼のメニューは、焼きおにぎりとハムステーキです。

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焼きおにぎりは冷凍のやつを開封して保冷袋に入れて持ってきました。

ハムステーキは真空パックのもの。

 

フライパンに、クックパーを敷いて焼くだけ。

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焼きおにぎりは大成功(焼くだけなんだから当たり前か)

ハムステーキは、ガーリック&ハーブというおしゃれなものを選んだのですが、

これが全く焼きおにぎりに合わない。

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しかも結構なボリュームで、水を飲みながら舌をリセットするのですが、震えが出る程味がマッチしない・・・。

パンとスクランブルエッグなどと合わせるのが正解でしょう。

 

 

持ってくれば良かったもの

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食後はまったり過ごします。

隣のテントのおじさまは、どこにもアタックせず、テン場でのんびり過ごすんだそうです。

私も同じくここに身を置くだけで楽しく感じて、ただのんびりするためだけに来ることもあります。

ヘリノックスのチェアワンに座り、本を読んでいます。

しばらくしたら、スケッチブックを取り出して写生をしています。

いいなぁ。

 

 

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ヘリノックスのチェアワンは何度かお店で吟味したのですが、買っちゃおうかなぁ。

本も持ってくればよかったなぁ。

ロープウェイから近いので、色々なグッズで楽しめるのも木曽駒の魅力ですね。

 

 

 

気がついたらお昼寝していたようです。

少し肌寒く、というかどんどん寒くなってきました。

 

夕食

夕飯の時間です。

今日はパタゴニアプロビジョンズのワイルドピンクサーモンを使ったホイル焼きに挑戦します。

これはイヴォン・シュイナードが釣った鮭を・・・じゃなくて、鮭を燻製にしてオイル漬けにして味付けしたもので、湯煎してそのまま食べることもできます。

パタゴニアらしく、環境への配慮と生産者の支援の意味があって、「美味しいのその先」を見据えた商品になっています。

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いつもはアルファ米なのですが、今日は贅沢にメスティンで炊飯します。

 

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メスティンの炊飯

chi-sk8.hatenablog.com

 

鮭のホイル焼き

chi-sk8.hatenablog.com

 

 

今日はテントが20張りくらいかな?

みんな静かで、マナーの良い人達ばかりでした。

マナーの悪い人がいないせいか、どこかから聞こえてくるイビキの音でさえ上品に聞こえるから不思議です。

 

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久しぶりの無雪期のテント泊。

風も無く穏やかな夜です。

 

自作の汗拭きスプレーで身体をさっぱりさせます。

chi-sk8.hatenablog.com

 

7月のテント泊服装とシュラフ

行動中はTシャツに薄手の夏パンツ。

テン場でまったりするときはソフトシェルを羽織りました。

日が沈んでからは、薄手のダウンジャケットを羽織っている人が多かったです。

 

シュラフはおなじみモンベルのバロウバック#3

マットはサーマレストのリッジレストクラシック。

 

夜中に何度か寒くて目が覚めましたが、ダウンジャケットを着れば問題ないと思います。

 

さぁ、明日は宝剣岳を越えて、極楽平まで行き、さらに登り返して戻ってこなきゃ。

楽しみだなぁ。

 

頂上山荘の発電機の音に人の温かみを想いながら、眠るのでした。

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二日目につづく

chi-sk8.hatenablog.com

 

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