車中泊 目隠しシェードの作り方
今年の夏は暑い!って毎年言っていますが、本当に年々気温が上がっているそうです。
木曽駒ケ岳でも乗越で20℃を記録したり、異常気象の波は世界中で起きています。
さて、私は登山の際、登山口までのアプローチは車を使います。
木曽駒ケ岳や、
槍、穂高など上高地から、
前夜に麓の駐車場で車中泊をして、早朝からアタックするのがいつものスタイルです。
しかし、冬は寒くて眠れず、夏は暑さと蚊との戦いが待っています。
そんな車中泊を少しでも快適に過ごし、翌日のアタックに体力を回復するために、色々なグッズを使っていますが、一番効果的なのは、やはり外気や日差しを遮断するウィンドウシェード、つまり目隠しです。
夏は日差しで車内にデポした荷物が心配ですし、道中のエアコンの冷気をできるだけ逃さないようにできます。
また冬は、外気が窓を通して入ってきますので、それを遮断することで、かなり室内の温度が違ってきます。
車用品の店などでも目隠しは売っていますが、窓のサイズに合わなかったり、逆に車種専用設計のものはぴったりですが、高価です。
ということで、簡単に自作してみました。
コイツにポータブルバッテリーで冷蔵庫や扇風機があれば快適です。
おすすめバッテリーはAnkerのやつ。
災害対策にも持っておくと何かと安心・便利ですね。
材料
・ホームセンターの銀マット(5mm以上の厚さのもの)
ちなみに120cm×210センチで2000円程
ロールのものでもパタパタ折りたたむものでも好みのもので良いでしょう。
・新聞紙や適当な紙(型紙をつくるため)
・マスキングテープやセロハンテープなど、家にあるもの
道具
・ハサミ、カッター
・定規
・油性マジック
手順
①まずは、窓の形に合わせた型紙を作ります。
新聞紙が無かったので、コピー用紙を窓に並べて貼り付けていきます。
それにしても暑い!
テープは剥がしやすいようにマスキングテープを使いました。
②貼り並べたら、窓の淵に沿って折り曲げたり、爪で押し込みながら、ボールペンで枠の形をトレースします。
③ボールペンに沿ってハサミでカットしたら、型紙の完成!
型紙は、車の片側だけ作れば、裏返したら左右使えます。
④銀マットに型紙を載せ、ズレないように、マジックでトレースしていきます。
ここがポイント!
銀マットを切るときは、窓のサイズよりも周囲5ミリ程大きく切ります。
そうすることで、窓にぴったりハマります。
⑤切るときは、窓の左右で、銀マットの表裏を間違わないように。
⑥切ったら、実際に窓に合わせて、大きすぎるところを調整していきます。
ですので、小さいと調整できませんので、多少大きめが良いと思います。
⑦反対側の窓は、完成した方のシートを裏返してトレースします。
そうすると左右対象に銀の面が使えるように出来上がります。
私はこんがらがって一回失敗してしまいました(汗)
暑さのせいにしたいですが、生まれつきですね(苦笑)
⑧完成です!
使い方
夏・・・銀の面を外にすることで、熱は反射します。
冬・・・銀を室内にすることで、人間の身体から出た熱で車内を温めます。
着替えのときの目隠しにもなるので、とても便利です。
これで仮眠の質が上がって、調子良くアタックができます。
次はどこに登ろうかな♪