バックカントリー用ゴーグルおすすめモデル
スキー、スノーボードのおすすめゴーグルと一口に言っても、人それぞれの好みがあると思います。
今回は私自身の忘備録として記事にしました。
私の場合は、登山からの流れで、バックカントリスキーへの憧れだけで始めました。ゲレンデでバリバリ滑るというタイプではありません。
ゴーグルの使用場面は、ゲレンデが50%、簡単なバックカントリー(主に春)が45%、登山のブリザード用が5%です。
ということで、ゴーグル選びの条件は以下のようになります。
・ゴーグル選びの条件
・お金をかけたくないのでどんな天候でも見えやすい万能なレンズ
・登山用ヘルメットとの相性が良いもの
・曇りにくいこと
・ゲレンデでもそこそこおしゃれに見える(女の子なので・・・)
・万能なレンズカラー
レンズは、晴れから曇りまでカバーするもの。
私は光に強い方ですので、曇り寄りに振りました。
・候補1・・・OAKLEYのPrizm Hi Pink Iridium
特徴は、日本人の目に合いやすいピンク系で、可視光線透過率が高く、外から目が見えないミラーレンズということ。Prizmレンズは、雪面の凹凸を見やすくした技術で、偏光レンズに代わる新しいタイプのレンズです。
・候補2・・・OAKLEYのVR50 Pink Iridium
候補1と同じく、日本人の目に合った色で、どんな天候でも見やすく、恐らくOAKLEYで日本では一番売れた伝説のレンズです。ただし、現在は在庫限りのようです。
・候補3・・・SMITHのレッドセンサーミラー
どんな天候でも見やすいと評判です。ただし廃盤の模様。
・候補4・・・SMITHのSTORM ROSE FLASH
レッドセンサーミラーの現行版といったところ。試着しましたが、かなり調子が良い。ミラーではありませんので、外から目は見えてしまいます。
・登山用ヘルメットとの相性
上記のレンズ候補から、現行販売されている候補1と候補4に絞り探しました。
登山用ヘルメットはゴーグル使用を前提にしていませんので、フレームが大きいゴーグルですと額の所が干渉してしまいます。
逆に小さすぎると視界が狭くなってしまいます。
また、ヘルメットとは関係ありませんが、球面レンズより、平面レンズの方が自然に見えたので、平面レンズのモデルから選びます。
候補1・・・OAKLEY LINE MINER XM
候補2・・・SMITH SQAD
曇りにくさはどちらのメーカーもお墨付きです。
あとは好みの問題ですね。
個人的には、ミラーレンズが良かったので、愛用のサングラスと同じく、OAKLEYに決定しました。
平面レンズのモデルから探すと、形はOフレームがかっこよかったのですが、レンズのラインナップがありません。
他に平面レンズとなると、Fall LineというモデルとLine Minerの二つ。
どちらも最近流行の大型フレームです。
Line MinerにはXMという、やや小振りなバリエーションがあります。
お店でフィッティングすると、鼻のところもぴったりで、顔の幅もばっちり。
登山ヘルメットにも干渉しません。
後でわかったのですが、Fall Line もLine Miner XMも横幅は同じでした。
フレームの縦幅がFall Lineの方が5ミリ大きいそうです。
ちなみに、Line MinerとLine Miner XMは、縦横ともに5ミリ違うそうです。
ちなみにスキーヘルメットとの相性はコチラ⬇
・OAKLYY PRIZMレンズの見え方
ゲレンデでの見え方を比較してみます。
<晴天の場合>
まずは裸眼での見え方。
眩しい!
PRIZM HI PINKの場合
眩しくない!
雪面を裸眼で見ると、
白く飛んで、ギャップが見えにくいです。
PRIZM HI PINKだと、
凸凹の凸の部分、つまり白く飛んでしまっているところも良く見えます。
これが、実際の滑走中だと、雲泥万里の差で見やすくなります。
<降雪の場合>
まずは裸眼。
実際は風雪の影響もあり、目を開けて滑走することはかなり大変です&危険です!
PRIZM HI PINKの場合。
全体的なくっきり感と、やはり雪面の状況が良く見えます。
<曇天、夕方16:30>
裸眼では、
リフトも最終で寂しさが漂う暗さで滑りにくい。
雪面もアイスバーンになってきて、ヒヤッとする瞬間もあります。
PRIZM HI PINKでは、
明るく見えます。
実際は画像よりもさらに見えやすくなります。
特に、画像右下の雪面の凹凸が見えるようになっているのがおわかりでしょうか?
・まとめ
PRIZM HI PINKは、曇り~ナイター向けですが、ピーカンでも見えやすいです。私は比較的眩しさに強い方なので、晴天でも全然問題ありませんでした。
パートナーは一日ピーカンの外にいると夕方は目がしばしばするのですが、同じ PRIZM HI PINKを使用していて問題ないそうです。。
さすがに日光を直視すると眩しいですが、誤解を恐れずに言うと、レンズ一枚で全ての条件をカバーするならこのレンズが一番おすすめです。
トイレに行くときも、見え方が自然すぎて外すのを忘れてしまいました。
見えすぎて、使用後は少し酔ったような感じになりました。
このレンズの見え方に慣れると、もう他のレンズには戻れなそうでう。
スキーのシーンでは、もはや偏光レンズを超えたように感じます。
実際は、SMITHやSWANS等も、同様のテクノロジーのレンズがラインナップされていますので、好みで選ぶ幅はあります。
ただ、一番のポイントはこのピンク色が日本人の目に合っていることです。
使用している間に、脳が補正をかけるので、ゴーグルをつけているのかさえ忘れてしまう瞬間があり、ときどきレンズを触って確認してしまうほどです。
OAKLY PRIZMテクノロジー、恐るべし!
※個人の感想です。見え方には個人差があります(笑)
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