登山女子のぽんこつ日記~はじめての登山やコース、装備など~

登山のこと、山道具のこと、いろいろ紹介します。

パタゴニア

登山用腕時計3選 女子が選びます

登山の時計とコンパス

 

最近の登山ブームで、

登山用の腕時計も各メーカーからたくさん発売されていますね。

 

でもどれを選んだらいいの?

どんなものがおすすめなの?

 

と、私自身もずいぶん悩みましたので、実際に山で使ってみた経験からおすすめ3種+αをご紹介します。

 

 

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時計選びのポイント

まず、アナログの針時計かデジタル表示か。

 

アナログ

アナログ時計は、現在の時刻から、経過した時間がパッと見てすぐに分かります。

地図を見ながら自分のペースを把握するときに時間が円グラフのように量でわかるので楽チンです。

「あそこのコルから○○分経過したからあと少しで小屋だな」といった風に。

いちいちスタート時刻から現在時刻を引き算しなくて良いのす。

疲れていると、結構計算が面倒なことってありますよね。

 

ただし、アナログでは、時刻以外の情報表示が小さい液晶ディスプレイだったりしますので、見えにくいです。

 

デジタル

デジタル表示は、時刻、高度、方位などの情報が簡単に切り替えられます。

そして画面全体に大きく表示されますので見やすいです。

逆に経過時間は自分で引き算するのが面倒だったりします。

それでも慣れてくれば自然に計算できるようになりますので、好みのデザインで選んで良いと思います。

 

機能

 コンパスや気圧計、高度計、温度計が付いているものがメジャーですね。

ただし、その精度については??です。

 

コンパスは水平じゃないと正確ではないし、その表示時間も短く、地図とにらめっこしている間に変わってしまいます。

 

高度計は気圧をベースに計算していますので、気圧が変化したら変わってしまいます。

ポイントポイントでこまめに設定しなければなりません。

 

温度計は体温の影響があります。

 

目安にはなりますし、こういったギミックがあると山行がワクワクしてきますね。

 

あくまで目安として、コンパスは必ず単体機を持参しましょう。

 

ちなみに私が使っているのは、定番のスントのやつ。

地図読みやコンパスが苦手な方でも使いやすいモデルもあります。
これは1→2→3と手順がプリントされているので、合わせやすいです。
もちろんSILVAというコンパスメーカーのものですので安心です。

登山の時計はゴツイイメージがありますが、できるだけ薄くてコンパクトなものがオススメです。

ロープワークの邪魔になりますし、ザックを背負うときにショルダーストラップに引っかかるとストレスです。

 
 

 

 おすすめ3選

1.カシオ プロトレック

カシオのプロトレックは登山用の時計の老舗ですね。

キングオブ登山時計です!

なによりもメイドインジャパンという安心感もあります。

また開発にあたっては、開発者の牛山さんのものづくりに対する並々ならぬ拘りと研究に、竹内洋岳さんや、花谷泰広さんがアンバサダーとして関わっていますので、実践的なモノになっています。

 

私のプロトレックは、

CASIO PRO TREK  PRG-300

 

protrek.jp

ホームページの作りもカッコいいし、各種プロモーションムービーなんかも、見ているだけでもワクワクしてきます♪

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これは上位機種のPRW-3000の姉妹機で、3000の電波機能を省略したものになります。

私の場合は海外に行くこともなく、時刻合わせを自分でやるので、電波機能よりも値段を優先してチョイスしました。

 

タフソーラー

コンパス

気圧

標高

気温

と基本的な機能はもちろん、日の出、日の入り時刻もわかります。【モデルにより機能に違いがあります】

その精度も素晴らしいです。

 

実物はコンパクトで軽く、薄く邪魔になりません。

 

山では、ザックのベルトや、スリングやロープに引っ掛かると危険ですので、薄さはとても大事になってきます。

 

あ、ちなみに私は右利きですので、右手に時計をします。

ザックを背負うときに、右腕から先に通すので、ひっかからないためです。

 

優れた機能があっても、邪魔なサイズでは意味がありません。

 

コンパクトさと、機能性のバランスではプロトレックはナンバーワンですね。

 

反転液晶でかっこい。

反転液晶(ネガティブ液晶)は日光下では見えにくいと噂がありますが、そう感じたことはありません。

 

反転液晶とノーマル液晶の見え方の差については、また比較をレビューしようと思います。

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機能を示すアイコンが絵でわかりやすい

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グローブでも押しやすいボタン

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なにより、雪の滝谷では、

http://www.ranacosta.net

花谷さんはPRW-60を着用していました。

アルパインクライマーが実際の山で使うくらいですので、信頼性があるということでしょう。

 

 2.セイコー プロスペックス アルピニスト

 

SEIKO PROSPECS ALPINIST 

以前使っていたもの。

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こちらも、

ソーラー充電

方位

気圧

高度

気温

の基本機能が揃っています。

精度も問題ないかな?

方位計測はプロトレックより少し遅いです。

 

面白いのは、登高スピードが計測できたり、

一番は消費カロリーが計測できるので、疲れてきても、

「○○キロカロリー消費した!」と、永遠と続く樹林帯のアプローチなどではとても励みになります(笑)

 

フェイスが小さいので、手を着いたときにも邪魔になりません。

フェイスが大きいといつのまにか手の甲でスイッチを押してしまい、表示が変わっていたりして、結構ストレスです。

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ボタンも大きくグローブのままでも押しやすい

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樹脂ベルトは細めで柔らかいので着け心地も良く、余ったベルトがぶらぶらしないようになっています。

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3.カシオ F-91W

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これは登山用ではありません(笑)

でも最近山で良く見かけます。

ULハイカーの方達などに人気が出てきているようですね。

 

時刻とストップウォッチのみです。

 

しか~し!

ちゃんと防水です。

装着したまま川に入ったことがありますが、全然平気でした。

 

何よりこの薄さ!

ザックを背負うときにもひっかかりません。

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軽すぎて装着しているのを忘れてしまいます。

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一応ライトも付いています。

ホタルのようなかなり控え目の光に癒されます。

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何故かお洒落に見えます。

ファッション業界で言うところの「こなれ感」、「抜け感」があります。

 

そしてホームセンターのレジ横等で1000円程で買えますので、

壊れても痛くありませんね。

 

コンパスは単体を必ず持ち歩くし、高度計はGPSがあるし、ヘッデンだって常にザックに入ってるし、なんだかんだこういった機能は単体機にはかないません。

普段使いでもレトロフューチャーな雰囲気で可愛いので愛用しています。

 

以上、私のおすすめ時計3つを紹介しました。

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実際に山でよかったと思った機能は、コンパスですね。

 

厳冬期にホワイトアウトで、まるっきり方向を見失ったとき、コンパスを取り出したらコンパスが強風で谷に飛ばされてしまいました。

そのとき時計のコンパスで方角を確認し、事なきを得ました。

 おしゃれなやつ、自分の気に入ったやつが、楽しく登れていいですが、山ではやっぱり信頼性ですね。

 

私はやっぱりプロトレックが一番!

あ、最近はアナログのモデルもいいなと思います♪

プロトレックで、コンパクトなアナログでベルトの柔らかいモデルが出たら欲しいです♪

追記

最新モデルが発売され、まさに望んでいた機能が実現しました!⬇

www.chillpaine.com

 

マニアックな比較記事はこちら↓

www.chillpaine.com

 

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