登山女子のぽんこつ日記~はじめての登山やコース、装備など~

登山のこと、山道具のこと、いろいろ紹介します。

パタゴニア

テントの修理 補修テープ比較

テントの補修

暴風の中、涸沢カールのテント泊で破れてしまった山岳テント。

アライテントのエアライズ3。

chi-sk8.hatenablog.com

 

今日は破れたところを補修テープで修理してみました。

 

破れたのはフライ(外張り)が二ヶ所。

 

撤収の際に自分で踏んでしまった本体の一ヶ所です。

 

フライの補修

 

破れた部分はテントの角、ポールの先端に引っかけるDカンのところです。

一晩中岩に擦れてしまったようです。

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山で見たときよりヒドイ!

ショック!

 

 

修理の道具と材料

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100均の電解水

ペーパーウェス(キッチンペーパー)

ハサミ

アライテント リペアシート

 

アライテントのリペアシートは、テントの色に合わせてオレンジにしました。

ラインナップは全部で5色あります。

値段もネットで600円程なので助かります。

 

 

修理の手順

 

それでは早速やってみよう!

 

まず、破れたところの周辺を電解水で拭きます。

洗剤は布地を痛めるし、水拭きたけだと油分が取れず、リペアシートの接着力が低下しそうなので、電解水を使いました。

 

拭いたら充分乾かします。

 

 

破れた穴から2センチ程大きくリペアシートを切ります。

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ゴアテックスの修理のときと同じく、シートが剥がれにくくなるように、角は丸く落とします。

chi-sk8.hatenablog.com

 

張り付けるところがシワにならないよう、平らにします。

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シールを貼るように、端から貼っていきます。

シワになったり、空気が入っても、すぐなら貼り直せます。

 

きれいに貼れたら、裏側も同様に貼ります。

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裏側も貼らないと、穴の部分は接着面が見えているので、埃が着いたり、剥がれやすくなってしまうそうです。

 

両面貼り終えたら、ハサミの柄の部分(ツルツルしているやつ)でこすって圧着します。

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あまり力を入れすぎると逆に破いてしまうので、加減しながら。

 

ハサミの柄以外にも、ドライバーの柄の丸いところや、空きビンのフチ、マニュキュアのビンのフチも使えそうですね。

 

ワンダホー!

あっという間に完成です。

色も同じなのであまり目立ちません。

 

表面

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裏面

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さて、フライのフチ擦れてしまっています。

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ここは、リペアシートを折って挟み込みます。

 

シートの台紙を半分だけはがして、

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裏側に巻き込み、

 

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完成!

 

問題はもう一ヶ所。

Dカンの部分の両サイドが破れてしまっています。

 

 

ジーザス!

こいつはダイナミックだぜ!

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どうしてくれよう?

悩むこと30秒。

 

リペアシートをこんな形に切って挟み込むことにしました。

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半分だけ台紙をはがして裏側に、

 

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ちょっと手こずりましたが、なんとか完成。

 

表面

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裏面

 

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もう少し大きい方がよかったかも。

リペアシートが穴から5ミリ程しかない部分もできてしまいました。

ダメならまたやり直します。

 

さてさて、次はテント本体の穴。

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こちらは、テネシアスクリーンテープを使ってみます。

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理由は半透明で目立たないのと、アライテントのリペアテープとの強度や耐久性を比較してみたかったからです。

 

使い方はアライテントのリペアテープと同じです。

アライテントに比べて、厚みがあります。

 

角を落として貼りつけます。

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両面貼ったら同じく圧着します。

 

ほとんど目立たなくなりました。

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う~ん、ちょっと小さかったかな?

 

 

どのくらい接着力があるのか、様子を見てみようと思います。

 

 

このテネシアスクリーンテープは半透明ですし、カッパの修理などにも使えるそうなので、適当な大きさに切って持っていくと、現場でも修理できて良さそうですね。

 

あ、でも現場の応急修理なら布ガムテが万能ですね。 

竹内洋岳さんも、8000メートル峰でも3Mの布ガムテープを持って行くそうです。

さすが日本のガムテ!

万能の修理道具ですね。 

 

ポールの修理はこちら↓

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