登山用ヘルメットの選び方
昨日は登山用品を見に御茶ノ水(神保町)に行ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、御茶ノ水は登山用品のお店が沢山あります。
いろいろなお店を見比べて、お茶をしながら悩んで購入するのが私の買い物スタイル。
いつも行く「さかいやスポーツ」のクライミング館で物色していると、
40%引きの品を発見!!
じゃーん!
ペツル エリオス♪
いいなぁ♪かっこいいなぁ♪
大好きな宝剣山荘のスタッフさんも愛用しているし♪
今まで使っていたヘルメット(森林管理署仕様のお下がり)は雪山テント泊装備の詰まった巨大ザックの下敷きになりドナドナしちゃったし。
一応店内にあるヘルメットを片っ端から試着してみました。
他にもオススメのモデルがありましたので、紹介します。
というわけで、結局私はペツル エリオス(PETZLのELIOS)を購入しました。
グリベルのサラマンダーとかだと、側頭部までカバーされていて安全度は高そうですが、
庶民の私には清水のステージからダイブする勇気がありませんでした。
それにニックネームがサラマンダーになりそうなので・・・ワラ
最近は登山ブームで山に登る方が増えていますが、その一方で、登山中の事故も増えています。
ヘルメットが生死を分けることもあるそうです。
その中で、楽しく安全に登山ができたらいいですよね。
ヘルメットは必要ないと考えている方もいるとは思いますが参考までに・・・。
ヘルメットの必要性
普通の登山道でも岩場を登ることもありますよね。
でもヘルメットを着用している人は少なく感じます。(最近は少し増えてきましたが。)
例えば重たい装備を背負って、足場が悪いところでバランスを崩したりしたら、滑落してしまうこともあります。
上を登っている人からの落石なんかは、はしごや鎖につかまっているときは逃げられませんよね。
足や腕を骨折しても頭が大丈夫なら助けを呼ぶこともできますから。
ヘルメットの着用を推奨している山域もありますので、山行前にぜひチェックしてもらえたらと思います。
長野県の例↓
http://www8.shinmai.co.jp/yama/article.php?id=YAMA20130615001282
例えばこんな山とか↓
chi-sk8.hatenablog.com
こんな山も↓
www.chillpaine.com
さらに雪山では↓
chi-sk8.hatenablog.com
ヘルメットの選び方
1番大事なのは安全性です。
ヘルメットを購入される際は「EN」と「UIAA」のマークを選ぶと良いです。
どちらも安全基準に適合したものなので安心です。
試着のポイント
まず、頭の形に合っていること。
首を上下左右に振ってもズレないか。
痛くないか。
重さはどうか。
汗っかきの人は通気性も大事です。
冬山ではニット帽の上から被るので調整できるものがいいですね。
それから似合っているか!
いくら軽いヘルメットでも鬱陶しいものです。重い、暑い、邪魔くさい、の三重苦です。
だったらかっこいいものが良いですね。
ヘルメットの種類
ヘルメットの種類はハードシェルとインモールドの2種類があります。
ハードシェル
ハードシェルというのは、工事現場の人がかぶるような、硬いやつです。
頑丈で長持ちしますが若干重たいです。
ペツル エリオス(機能的&カッコいい♪)
ブラックダイヤモンド ハーフドーム(アメリカのクライマーのイメージ)
グリベル サラマンダー(ガチのアルパインはコレ!)
マムート スカイウォーカー2(スタイリッシュでお買い得)
※( )内は勝手なイメージです。
インモールド
自転車用と同じ作りで、発泡ポリプロピレンなどで形成した素材の表面にポリカーボネイトなどで
薄くコーティングしたもの。
通気の穴を多くすることができて、軽い。ですが発泡素材の劣化が速いです。
メーカーの説明ではガチのクライミングには適さないとあります。
実際はパタゴニアのアンバサダーなどはこちらを使っていることが多いですが・・・。
ペツル シロッコ(恐ろしく軽い&シブイ!)
ブラックダイヤモンド ベクター(涼しさ抜群&イッツクール!)
マムート ロックライダー(近代的。ですがサイズが小さめ)
さて、そんなわけで、私はハードシェルのものを愛用しています。
頑丈だし、山岳警備隊も使っていてかっこいいからです。
(小顔効果もあります爆)
ペツル エリオスのレビュー
かっこいいカタチ♪
通気性も良さそう!
この後ろの穴にザックのストラップを通すとザックに装着しやすいです。
調整もできます。
かぶり方 調整方法など
説明しよう!(宇宙刑事ギャバン風に)
まず後ろの調整バンドのボタンを押しながら締め込みます。
ボタンが2個あるのでコツがいります。
クロスするテープがたるまないよう引っ張って伸ばします。
あご紐の耳の部分のバックルの位置を耳の下に調整します。
分岐点のバックルが前過ぎるので
クリップをオフにして(このバックルにクリップロックがついているのもペツルの良いところです)
耳の下に移動させます。
そして、あご紐を調整します。
他のヘルメットに比べて、バックルもポッチが飛び出しているのでグローブ着用してても操作しやすそうです。
ヘルメットが後ろにズレてしまうと危ないしカッコ悪いです。
これでは新兵みたい
ぽんこつです。
これが正解です
ヘッデンの付け方
周囲に4箇所あるクリップに挟むだけで簡単です。
ベンチレーターの開け方
ポッチを上方向にスライドさせるだけです。
基本開けっぱですが、冬は調整できると快適かもしれません。
さてさて、被り心地ですが、長時間被っていても重さを感じません。
昔のものより軽いです。(個人の感想です)
表面はザラザラしているので、ステッカーを可愛く貼れる面積は少ないです。
あとは油性マジックで名前と血液型を書こうかな?
ペツルエリオス、カッコよし!