登山女子のぽんこつ日記~はじめての登山やコース、装備など~

登山のこと、山道具のこと、いろいろ紹介します。

パタゴニア

登山テント グランドシートの決定版!

登山で使えるおすすめグランドシート

 

 

皆さまテント泊のときグランドシートってどうしているのでしょうか?

必要!

不必要!

物議を醸す話題ですね。

 

装備が重たくなるから使わない人、テントが傷むから使う人、いろいろな考え方や登山スタイルによって違ってくると思います。

 

私は荷物が重たければ重たいほど気合いが入るので、いつも使っています。

それにテントが汚れると面倒ということもあります。

頻繁に山に行くので、使った翌週にまた使う。

すると、なかなか綺麗にするタイミングが無いので、出来るだけ汚したくないからです。

とはいってもキャンプで使うようなメーカー純正のグランドシートは重たいしあまりに嵩張るので使いません。

 

??

重たい方が気合が入るんじゃないの?というツッコミはご容赦ください(苦笑)

 

無雪期は建築資材のタイベックシートを使っています。

chi-sk8.hatenablog.com

軽くて防水。耐久性は劣りますがリーズナブルなので愛用しています。

 

 

さて、積雪期はというと、テン場ではMPIのオールウェザーブランケットのような、片面がアルミ蒸着されているものをよく見かけます。

寒さ対策にも多少は効果があるように感じます。

プラシーボ効果かな?とも思いましたが、シュラフのレベルを下げる(薄いものにする)と顕著に違いがわかります。

 

 

以前にタイベックシートにアルミ蒸着したタイベックシルバーというものを使ったことがありますが、体温で溶けた雪にくっついて、翌朝撤収の時にビリビリに破れてしまいました。

これでは地球に優しくないので、何か他に良いものが無いか探していました。

オールウェザーブランケットも良いのですが、私のエアライズ3にはサイズが小さくてダメ。

 

そんなある日、牧場に遊びに行ったら、遠くの畜舎から強烈な光が!

近づいて見てみるとオールウェザーブランケットより薄くてタイベックシルバーよりかなりしっかりしたアルミ蒸着シートが畜舎の窓にぶら下がって太陽の光を反射しているじゃありませんか!

これだぁ!これならグランドシートに使えるぞ。

 

早速牧場主にインタビューしてみると、牛が熱中症にならないようにぶら下げているとのこと。

牧場ではかれこれ5年使っているけど劣化していないらしい。

グランドシートとして使う場合折り畳んだり拡げたり、人間がその上に乗るので、どのくらい耐久性があるかわかりませんが、そこそこ使えそうです。

幅も180cmあるのでエアライズ3にも丁度良い。

 

銀色の面を上にすればテント内の温度が跳ね返って温かいはずです。

 

そして牧場主に入手ルートを教えてもらってやっと手に入れることができました。

 

じゃーん!!

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180cm幅×長さ2メートルで体重計に乗せてみると500グラムちょっと。

(体重計なので正確ではありません)

 

片面は黒。

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もう片面がアルミ蒸着。

 

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厚さはふつうのレジャーシートほどですがオールウェザーブランケットよりもパリっとしています。

小さく畳むと折り目が増えて、その折り目から劣化したら嫌なので、ザックの背面に入る程度のサイズに折り畳みます。

 

実際の使い心地は

chi-sk8.hatenablog.com

 表面がつるつるなので、上のテントが滑る感じがしましたが、ペグダウンしてしまえば気になりません。

 

岩だらけのテン場でも安心できる丈夫さがあります。

 

あ、そうそう!

値段は1メートルあたり¥1,700ほど。+送料がかかります。

 

 

これはなかなかおすすめですよ。

 

 

二人用テントならこれでOKだと思います。

 

グランドシート選び、奥が深い。
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