メスティンで楽しむ山ご飯 一流料亭の炊き込みご飯
トランギア メスティンを使った絶品レシピを紹介します。
今回紹介する裏技で、炊き込みご飯が一流料亭の高級味に大変身!
「どうせ山で作るレベルでしょ?」
「装備や材料がたくさん必要なんでしょ?」
いえいえ、そんなことはありません!
通常の登山装備で、下界でも十分通用する絶品が出来上がります!
・メスティンの炊き込みご飯を高級炊き込みご飯にする裏技!
【メスティンの炊き込みご飯を高級炊き込みご飯にするレシピ】
<材料>
これらの材料は全部常温保存が可能なので、夏山登山でも問題ありません。
<作り方>
①米を水に浸ける。
20分から40分吸水させます。
※今回は、フリーズドライの野菜が水を吸うので、
水は白米の炊飯よりちょっと多めの250ccです。
通常は200~220ccとなります。
標高の高いところでも、水はちょっと多めが美味しく炊けます。
ナルゲンボトルには目盛りが付いているので便利ですね!
②吸水させたら、シジミの味噌汁を一袋(一人前ぶん)溶きます。
コレが絶品レシピのポイント!
さらに、焼き鳥の缶詰と、フリーズドライの野菜類も入れます。
このフリーズドライの野菜はとても具が大きくて、色々な種類がラインナップされているので、パスタやカレーなど幅広く使えて豪華になります。
③中火で沸騰するまで待ちます。
※通常のメスティンの炊き方は、蓋の隙間から吹きこぼれるまで待ちますが、
味付けされていると焦げやすいので、蒸気が出る程度でOKです。
また、ラージメスティンでこの量を炊く場合は、水嵩が低い分、さらに焦げやすくなります。
蒸気の出具合に目を凝らし、「焦げ」の匂いに注意を払います。
④沸騰したら(蒸気が出はじめたら)、とろ火に変えます。
※焦げないように、ときどき、炎の当たる位置を変えるよう動かします。
しばらくは蓋の隙間から、プクプクと泡が出てきます。
⑤蓋の隙間から、泡が出なくなり「パチパチ」音が出たら、火を止めます。
蓋をしたまま、タオルなどで包んでひっくり返して、10~15分蒸らします。
⑥蒸らし終えたら、OPEN!!
ご飯がふっくらツヤツヤで、具材たっぷりで旨味の香りが食欲をそそります。
錦糸たまご、もみ海苔など、お好みの具材をトッピングして完成!
・なぜ高級炊き込みご飯になるの?
登山の食事は、装備も重く、夏は保温の限界もあり、持っていける道具や食材に限りがあります。
そんな中、みなさん、いろいろ工夫を凝らして食事を楽しんでいると思いますが、今回紹介したレシピは、簡単、軽量、常温保存可能なので、是非定番メニューの一つに加えてみてください。
・メスティンの火加減、や蒸気の出具合などは、YouTubeでご確認ください